苦しめられた病気

痔の症状には昔から多くの人が悩まされました。

痔の症状には古今東西、老若男女の世界中のあちこちで多くの人が悩まされ続けてきました。 現在でこそ、肛門科という診療科ができてその治療は進歩してきましたが、医学が発達していなかった時代には多くの人がその症状に苦しめられていたのではないでしょうか。 古代エジプトでは「痔の治療を行っている男性」の絵が残っています。またイタリアの古代遺跡では肛門の治療に使ったとされる器具が出てきたそうです。また日本でも平安時代には痔の病気の記録があったそうです。 麻酔がない時代でしたのでその治療は悲惨なもので縛ったり、焼いたり、腐らせたりということが行われていたそうです。 現在では外科学が進歩した結果、再発しなくて社会復帰も可能な治療が出来るようになっています。

肛門科へ受診する人は増えているようです

痔の症状が疑われたら肛門科へ行くのがいいと思います。 しかしながら肛門科に行くことは恥ずかしいと考えて受診するのをためらっている人も少なくないのではという印象があります。 ところが、最近では肛門科の受診を躊躇する人、特に女性は減ってきているという声も実際に診療している医師からの声があるようです。肛門からの出血や痛みといった症状を訴えて受診する人もいますが、最近ではがん、特に大腸がんの心配をして受診する人が増えてきたとその医師は言っています。 大腸がんはがんの中でも死亡原因がトップクラスにあります。その背景には食生活の変化があり肉食を好む傾向があるからといわれています。がんによる死亡者数は増えているので今後も肛門科へ受診する人は増えるのではないでしょうか。